【現役銀行員ブロガー】現役バンカーが事業性融資の基礎を徹底解説！

簡単に自己紹介させていただきます。

その通りです。

大切なことは「お金を何に使うのかを明確にする」ということでした。

次のようなものがあります。

そうですね。

必要資金額を決めることで「銀行からどうやって資金調達していくのか」を考えることができます。

まずは、資金使途が短期借入と長期借入のどちらになるかを考えます。

短期借入とは「借入期間が1年以下」の借入のこと。

長期借入とは「借入期間が1年超」の借入のことです。

借入期間中は返済がない代わりに、

借入期間の最終日にまとめて返済するというものです。

「手貸（テガシ）」と略します。

そうなんです。割引きして終わりではないんです。

割引いた手形が不渡りになると、銀行は慌ただしくなります（まずはお客様へ連絡）。

「商手（ショウテ）」と略します。

仕組みとしては、カードローンと同じようなものです。

枠の範囲内で「借りて返して」を繰り返すことができます。

「当貸（トウガシ）」と略します。当貸は、

• 一般当座貸越
• 専用当座貸越　　の2種類があります。

そうですね。詳細は割愛します。

「借入の種類はたくさんある」と知っておいて下さい。

住宅ローン（一般的な）とは異なります。毎月の返済額が同じではありません。

「証貸（ショウガシ）」と略します。

そうですね。

他にも「トリタテ」・「イサン」・「ヨウカン」・「ハケ」など色々あります。あらためて銀行内部のお話の回にご紹介します。

次のような流れになります。

1. 資金使途によって、短期借入と長期借入に分ける。
2. 借入の種類を社長様と相談して決める。
3. 借入期間を社長様と相談して決める。

では、資金使途を「仕入立替資金」、売上代金が入金されるまでの期間を「3ヵ月」として考えていきましょう。

そうですね。

借入の種類は手形貸付にしましょう。

売上代金が入金されるまでの立替資金なので「3ヵ月」にしましょう。

その通りです。

3ヵ月後の売上代金入金と合わせて、手形貸付を返済します。

そうですね。

場合によっては手続きを簡素化するため、今後の分もまとめて証書貸付にて借入することがあります。

借入時点で問題はありません。

しかし、何年後かに設備投資を計画した際「証書貸付が多く残っているから借入できない」といったことも想定されます。

毎月29日は肉の日ですね。

どのようにお過ごしですか？